ロケットまつりスペシャル 「はやぶさは見た」
またもやロケットまつりに行ってきました。
前回はいかにはやぶさを飛ばして、イトカワ到着させたかというお話でしたが、今回は観測結果から何が分かったか、それが何を意味するかというお話でした。
小惑星から太陽系の起源がわかるんだよっていままでも聞いたことはあったけど、まさにこれに繋がるのです。
おもしろかったのは、同じ観測結果を見てもいろいろな解釈があり各人で支持する説が違うこと。ゲストは3人いたのですが一人が話をしていると隣でそれは違うと不満そうな二人。別の説が展開されます。
そのほかにおもしろかったのは、
・ラッコ座標系
頭の方とか、首の辺りとか位置特定が容易な便利な座標系(笑)
ラッコの顔を書いたのは解析用ツールでoωなどの記号をつかったとか
・イトカワはどちらが上かという話
ラッコが上を向いて浮いている状態か、下を向いて死んでいる(?)状態か。。
太陽を基準とした座標系でみると腹が上、小惑星の座標系になると背中方向が北になるので背中が上になるとか。↑のスライドにもちゃんと下が北と書いてあります。
・観測範囲の狭いパッシブ型のセンサとアクティブ型のセンサの方向を合わせてあるので、パッシブ型だけではイトカワを捉えているか分からないので全部のデータが必要になっちゃうけどアクティブ型でうかっているデータだけをダウンロードすることでデータ量を削減出来た(とにかくダウロードできるデータ量が少なかった時に)という話(追記)
他にもいろいろあったのですが、こんなところで。。
右上の写真ははやぶさのブロックで作成した模型
これについてのコメントが聞けなかったのはちょっと残念。
昨日はゲストの方が誕生日。クリスマスケーキでお祝い。
写真をブログにアップしたら回収しますと言っていたので下(続きを読むの先になる場合も)にアップしておきます。顔がマイクで隠れちゃっていますが。。
[追記]回収されたようなので写真は削除しました。