USSコンステレーション(USS CONSTELLATION)を見学

USSコンステレーションは「1854年建造のアメリカ海軍最後の帆艦船(同一の名前では2代目)」だそうです。


ヒストリカルシップを見学します。食事をした建物からUSS CONSTELLATIONが見えます。


こちらが船尾?


チケット売り場の前には本日のイベントが紹介されています。
11:45からのCOMMENCE FIRING!を見ました


チケット売り場の看板。チケットは見たい船の数によって異なります。当然4隻のものを購入。ちなみに灯台は無料です。
チケット売り場はここと潜水艦の前にしか無いので、奥の船しか見ない場合でもここで購入した方が良いと思います。


チケット売り場の後ろにある入口から入ってチケットにスタンプをもらうと、奥は展示室になっています。
サーベルなどが展示していました。


建物内の階段を登り外にでるといよいよ乗艦です。


艦尾方向を見たところ。


艦首には大砲があります。実は右側のものは後で空砲を撃つものでした。


大砲の中を掃除する用具。よくウォーハンマーのキャノンのアクセサリーパーツに付いていますね。


お兄さんが旗を揚げる所を撮影させてもらいました。
船好き?みたいな内容の声をかけてもらったけど、残念ながら当方コミュニケーションするだけの英語力なし。



1階層降りたところには舷側に大砲がたくさん並んでいます。


当時の食事の展示。士官以外は床に置いて食べる模様。


もう1階層下がると居住区。士官以外はハンモックを利用。
このフロアは天井が低くてたぶん160cmくらい。端の方の梁が出ている場所だと155cmくらいしかありません。


艦首にある医務室。右の方にあるのは患者用のハンモック。奥にあるテーブルは手術台


医薬品などが入った棚の中を覗くと、恐ろしげなのこぎりなども。。


艦首の先っぽがすぼまっているところい医務室があることがよく分かります。


こちらは艦尾にある士官室。


室内はこんな感じで固定のベットです。
左はEXECUTIVE OFFICER(副艦長)の部屋。右はFOURTH LIEUTENANT*1の部屋。階級によって、部屋の快適性も違う。


さらに下の層に行くともっと天井が低くなっている。物置部屋。


艦底の丸い部分が見える。荷物を扱うための滑車もある。天井は開けることができ、上から荷物を搬入できるようになっている。


艦の断面図。


これは上から1階層下にある。海が荒れて舵輪が重い時などに長い木の棒を差し込み多人数で操艦するための装置。


確か上から1階層下の艦首にある部屋。右の写真は艦長の部屋

甲板でキャノンのデモンストレーションを行うというので甲板に移動しました。


まずは、掃除棒で砲身内を掃除。掃除棒は水の入ったバケツに漬けて、艦の柵の外に先を出して軽く回転させるように放り投げて水を切っていた。


試射で使用する弾丸(空砲)。中に火薬が入っている。これを棒を使って砲身の前から押し込む。


右の写真は今回使用する着火させる装置。砲身の上に乗っていたカバーを外し、穴に品を差し込み、紐をかける。
この紐を引っ張ると発射される。
発射の前には艦の左右で大声を出して、周りの人に大きな音がする注意喚起をしていた。


キャノンを撃つ瞬間は写真では撮れなかったので撮影していた動画から切り出しました。
秒30コマで炎がちゃんと映っているのはこの2コマだけ。このあとの4コマにも薄いオレンジ色の光が見えるがそれだけ。


打ち終わったら残っていた銀紙を掃除棒で排出する。この後布(?)が付いた棒でまた掃除する。


随分長いしてしまった(1時間半くらい見ていた)のでそろそろ退散します。
チケット売り場の後ろ(展示の入り口の横)はミュージアムショップになっている。聞けば船の展示と同じ16:30までとの事なので、後回しにすると閉まってしまうおそれがあったので荷物になるけどここで買い物をしました。
通常のお土産物の他に南北戦争ものがやや充実している感じでした。

次は第2次大戦時の潜水艦を見学しました。

この日記の情報は2014年1月時のものです。

*1:今の海軍には無い階級。もしくは単純に4番目の大尉か(FIFTH LIEUTENANTの部屋もあるし)?下にはVOLUNTEER OFFICERとある