メーヴェの様なものを見てきたその1

実はナウシカは最近になって一度見ただけで、メーヴェが何かも知りませんでした。
ロケットまつりβでOpen Skyプロジェクトのテストフライトを終えた八谷(hachiya)さんがその様子を見せてくれ、こりゃすごい!と一気にはまりました*1
で、公開テストの観戦ツアー(2006.9.23〜24)に参加しちゃいました。

飛行準備

新宿から中央道をバスにゆられ(車内ではプロジェクトのこれまでに軌跡の解説あり)、昼過ぎにテストフライト会場のふもとっぱらに到着しました。」


まずは、格納庫内のM-02とご対面


滑走路はベニア板を重ねたものです。
手前の草の影にあるのはリリース装置です。


M-02とパイロット八谷さんのツーショット


期待は航空ベニアとRFPで出来ているそうです。
おそらく力のかからない表面は透明なシート(?)でできていて、下から見るときれいです。


黄色の縦方向の翼(なんていうのでしょうか?)も透明でやはりきれいです(地面に黄色の影が写っています)。
メーヴェ垂直尾翼が無いので実際には飛べないと言われていたそうですが、横方向の安定性は、下向きに傾斜しているガル翼(逆ガルだとコルセアが有名ですね。*2と後ろのこれのお蔭で安定性を得られるそうです。
ちなみに、本物(?)のメーヴェも下側の翼はありますね。


正面の図
羽の上の担架見たいな部分が座席(?)兼操縦桿です。
体を左右に傾ける(ひねる)と横にある紐がひっぱられ、翼の後ろのエルロンが動き、左右の操作が行えます。
ピッチ(上下というか頭の上げ下げ)の制御は体の重心を前後することで行います。
胴体の空洞部は将来ジェットエンジンが入る場所。
今日のテストフライトはバンジーゴムによるカタパルト発進(?)なので中身は空っぽでゴム(がついているロープ)をかけるためのフックが付いています。


ちなみに、テストフライトの場所はこんな感じの周りには木が少しあるだけでなにもなく、遠くには山が見える"ふもと"にある"はらっぱ"です。

テストフライト1日目

風が少し強いので、テストフライト1本目は滑走のみでした。
カメラを構えたのですが、早いものを撮るにはやっぱり一眼レフのスピードが必要(普通のデジカメだとシャッター押してから次が撮れるようになるまでの間隔が長すぎてほとんど撮れません^^;)。写真は諦めてムービーモードで撮影することにしました(以降フライト写真はムービーからの切り出しです)。


フライト2本目。きれいに飛んでいますが、この後やや失速気味に着地。


4本目。かなり高度が出ています。機体の後ろにぶら下がっている黄色いものはロープが機体にからんだりしないように抵抗つけているもの。正面から機体をゴムで引っ張っり、発進時まで後方からこのロープで押えているのです。


5本目。本日最後のフライトです。

パイロット 時刻 備考
1 八谷さん 16:15ごろ 滑走のみ
2 八谷さん 16:30ごろ やや失速
3 八谷さん 16:40ごろ
4 八谷さん 16:50ごろ
5 八谷さん 17:05ごろ

アフター

キャンプファイアーの煙と火の粉に追われるバーベキュー会の後、八谷さんが見ているナウシカを横から見物しました。
私にとって、2度目のナウシカです*3の人なので、メーヴェはもちろんそのほかのメカにも目が行ってしまいます^^;))。

*1:補足:「すごい」「はまった」は映画の方でなくM-02の方ですよ

*2:コルセアはでかいプロペラを地面に接触させないように地上高を稼ぐためだそうですが、ガル翼のM-02は、逆に少し傾くと地面と接触してしまう恐れがあるので足を伸ばす様にしたそうです

*3:ちなみに、他の宮崎アニメはまだ見たことなかったりします^^;そして、宮崎氏はモデグラのIV号戦車のぶたさん((雑想ノート