観艦式艦内見学 ぶんごとちはや

観艦式の艦内公開(停泊している艦の内部を見学できる)に行ってきました。
この港では掃海母艦のぶんご*1潜水艦救難艦のちはや*2を公開していました。



左がうらが、右がぶんご、同型艦のツーショット(艦尾だけど。。)

同型艦なのでこんな風に同じ形をしています。



でも、艦首部は少し異なり、ぶんご(左)には76mm砲がありますが、うらが(右)にはありません。なぜ??



ぶんごは男たちの大和の撮影協力を行ったそうで、ヘリ格納庫でその時の写真を公開していました。
艦側面の階段(?)を登るシーンや内火艇のシーンはぶんごのものを使用したとのこと。クルーも出演しているそうです。





艦内へ侵入。ぶんごはかなりサイズの大きな艦で艦内の通路なども幅広くゆったりしています。
一番上は、ぶんごの通路。2枚目はこの後紹介するちはや(結構大きな艦だけどぶんごほどではない)の通路。やや狭い。
3枚目は1週間前に乗ったさわかぜの通路。かなり狭い。。人がすれ違うのも大変です。


で、驚いたのがこのラッタル(階段)、上り用と下り用の2本ついています!(さすがに全部のラッタルが2つあるわけでは無いのですが。。)

あと、写真は無い(撮影禁止だった)のですが、ダメージコントロールを行う部屋が、通常の護衛艦は艦中央にあるのですが、この艦は艦橋の真後ろにありました。



潜水艦救難艦のちはや。



これが潜水艦救難を行うDSRV(の艇尾)



電池室。この部屋の下にDSRVの格納庫があり、専用エレベータ(右下のロープで囲われたところ)で電池を下に下ろして搭載する(DSRVの上面に電池を入れるところがある)そうです。
黄色いカバーをかぶっているのは予備の電池で、本番のオペレーションの際に電解液を入れて(電解液を入れてしまうとあまり持たないので使用する直前に入れるとの事)使用するそうです。
電池は自動車などで使っているのと同じ、鉛電池とのこと



格納庫の上の方からDSRVを撮影。



艦搭載のDSRVは架台に入っていて全体像が分かりにくいので、展示していたパネルの写真をぱちり。周りの風景の感じから造船所で吊り上げて移動かなにかしている写真のようですね。

この日の艦内公開はこの会場の他横浜でもやっていたし、横須賀もメイン地区では護衛艦の公開などををしていて、掃海艇母艦や潜水艦救難艦などはわりとマニアックなわけでして、説明を担当している隊員さんもこの会場はツウ好みの艦が多いからか、質問してくる人がやたら詳しい人ばかりだと言っていました。


撃墜マーク?じゃなくって、潜行した(?)マークの様です。艇の右のスカート部に張ってありました。


お約束のカップ麺のミニチュアモデル。。じゃなくって、水圧でつぶされたの図。
(日清からカップの提供はあるのだろうか?)

ちなみにちはやの艦橋の後方上には救難式室(だったかな?名称失念)がありました。


日の入りと共に、ラッパが鳴り、旗をしまいます。
艦内見学も終了です。

*1:基本排水量:5700トン 全長:141m 全幅:22m 高さ:41m 吃水:5.4m 出力:19500馬力 速力:22kt 乗員:129名

*2:基準排水量:5400t 全長:128m 最大幅:20m 深さ:9m 喫水:5.1m 出力:19500ps 速力:20kt 乗員:126名