トランプ:ダウト
先日柏木で草場さんにダウトをを教えて頂きました。
原題はロシア語で、韻を踏む言葉だったのですが忘れてしまいました。。
子供のころ遊んだダウトは確か、カードを1枚ずつ連番に出していくもので、その際嘘をついたり、指摘をしたりするものだったのですが、カードが永遠とやりとりされ、特に最後の二名になった時にいつまでもゲームが終わらなかった記憶があります。
それに対してこのゲームは集束して何ゲームも楽しめます。
私の記憶している限りルールをメモしておきます。
1.準備
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- すべてのカードを使用せず、人数に応じて枚数を制限した方がゲームがスピーディーになります。必ず同じ数字を4枚組にして準備します。先日は3人で9組ほど使いました。
- 準備したカードから1枚を裏のままゲームから除外します。
- 各プレーヤに(できるだけ)同数となるようにカードを配りきります。
- 配られた手札に同じ数字のカードが4枚あったら、4枚とも捨て札にします。
2.ゲームの開始
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- スタートプレーヤから、手札のカードを1〜3枚伏せたまま出して、nです(例:8です)とカードの数字を言う。うそをついても良い
- 次の手番の人は、このカードの内、一枚でも宣言した数字以外のカードが入っていると思ったらダウトと言い、カードを表にする。
- ダウトと言わないなら、自分も前の人が言ったのと同じ数字(例:8です)をいいながらカードを1〜3枚(前の人と同じ枚数である必要はない)出す。
- これを繰り返す。誰かがダウトと言うまで繰り返す。一周しても出し続ける。ただし、自分が一周前に出したカードはもうダウトの対象にならないので、これとは分けて出す。
a)指摘したカードが本当にダウトだった場合
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- ダウトを指摘された人が、場に出ている全てのカードを引き取り、手札に加える。この時手札のカードと合わせて同じ数字が4枚そろったら捨て札にする。
指摘された人の一人前のプレーヤ指摘した人の次のプレーヤから再度ゲームを開始する。
b)指摘したカードが全て正しかった場合
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- ダウトと指摘した人が、場に出ている全てのカードを引き取り、手札に加える。この時手札のカードと合わせて同じ数字が4枚そろったら捨て札にする。
指摘された人の一人前のプレーヤ指摘した人の次のプレーヤから再度ゲームを開始する。
3.ゲームの終了
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- 手札が無くなった人はゲームから抜け、最後の一人になるまでゲームを続ける。最後に残った一人がこのゲームの敗者となる。
- ゲームが終了したら除外していたカードを加えて、再度除外するカードを決定し次のゲームを始める。
各ルールが非常に良く機能していてなかなかおもしろい。私が気づいただけでも下記の特徴があります。
- 4枚揃うと捨て札にできるので、ゲームが集束するし、負け込んでいるプレーヤは一気にカードを減らすチャンスが多くなるので一方的な負けとならない。
- 1回のゲームが短時間で終了するので、再チャレンジしやすい。
- 手札に4枚のカードが残っている事が無いので、必ずダウトと言えない状況が発生する。
- ゲームから除外するカードが1枚有る事で、最後の二人になっても相手の手の内が分かりにくく、(むしろ二人になってからの方が)熱くなれる。