宇宙研公開に行ってきた。
2007年7月21日の宇宙研の公開に行ってきました。
宇宙研の公開は、高校のころ、大学のころとに行っていて今回が3回目です。
はやぶさ
小惑星探査機のはやぶさ(MUSES-C)です。現在小惑星イトカワからの満身創痍の帰還中。
第1会場でははやぶさの熱試験モデルが展示されていました。
これが、サンプルを回収するために、小惑星に撃ち込んだ弾丸(写真右)とその射出装置
イオンエンジンこの装置の小さな穴(写真左)からイオンが飛び出す事で探査機が進みます。
こんなエンジンがはやぶさには4つ付いています。
イオンエンジンは真空のチャンバーの中で耐久試験を行います。
モニタの上に見える五角形のステッカーは撃墜マーク耐久試験時間が一定時間を越えた事を示したマーク。
エンジンを動かしている様子。左にエンジンがあり、右の方に向かってイオンが吹き出しています。イオンがチャンバーの壁に当たると徐々に壁が削られます(穴が空くには何十年もかかるそうですが)。このため、長時間試験時はエンジンに壁から出た汚れが付かないようにチェンバーの長手方向に試験を行い、汚れの影響が少なくなるようにするとか。
はやぶさのぬいぐるみ(?)。
そういえば、第1会場では、はやぶさのガレージキット*1を売っていたり、ビーズでつくるミネルバ"ちゃん"(はやぶさに積んでいた探査機)の説明書を配っていたりと今までにないグッズが出没しています。
その他目に付いたもの
赤外線天文衛星「あかり」の1/15モデル("プロ"用ペーパークラフト)
会場では多く(8種類以上!)の衛星のペーパークラフトの用紙を配っていました。
かぐや(セレーネ)の実物大垂れ幕。セレーネの打ち上げを夏休みに種子島まで見に行くはずだったのですが、前日に衛星の不具合のため打ち上げが延期になった事が発表され行かれなくなりました(泣)。恨めしい感を持ってしまう垂れ幕です。
*1:しまった帰りに申し込み忘れた