ワールドコン(4日目 9/2)に参加

[SF]ゲスト・オブ・オナー デイヴィッド・ブリン (翻訳版)

10:00〜
ゲスト・オブ・オナー デイヴィッド・ブリン (翻訳版) E,Y 410302

デイヴィッド・ブリンのゲスト・オブ・オナープレゼンテーション二回目。このスピーチは主として日本および海外メンバー向けです。

デイヴィッド・ブリン


スピーチ開始前に大会主催者の乱入のハプニングがありました。
ブリン氏へのプレゼントの贈呈です。
内容はブリンを漢字(武林)にした印鑑(丸いのはでなくて社印などにあるような四角いやつ)でした。

英語版ではいろいろ原稿に無いことを話したらしいのですが、今回は翻訳版なので事前の原稿をブリン氏が読み上げ、続いて通訳の人が事前に訳した内容を読み上げるという形式ですすみました。
何を話しているのか分るのはありがたいのですが、どうしても原稿の読み上げになってしまうので単調で、ちょっとおもしろみにかけてしまいます。難しいですね。。

TVファンタスティック「外国TV60年の100人のクリエイター」

12:00〜
TVファンタスティック「外国TV60年の100人のクリエイター」 J,N 412301

アメリカ、イギリス60年間のSFテレビに活躍した100人のクリエイターを語る徹底討論。

松岡秀治,池田憲章


前企画(池田氏担当)が押して10分くらい遅れての開始でした。
前半は今年のアメリカのTVスケジュール表を参照しながら番組の概要解説。
タイトルのクリエイターの話は配布の往復書簡を各自読んでくださいとのこと。
プロデューサなどの制作者の事をいろいろ調べているそうです。俳優の情報などは雑誌などにも良く載るようですが制作者の情報は(特に昔のものは)数が少ない様で大変な模様。

もらった資料の100人(実際は100人以上いるらしい)の中に個人的に好きな作品の多いスティーブJキャネルとか、フランクルポの名前が無いのがちょっと残念。

デイヴィッド・ブリンサイン会


TVファンタスティックが終わったところで、大急ぎでサイン会場へ。
残り時間10分なので時間になったら終了てもよければ並んでいいですよとのことで、並びました。
時間ぎりぎりでしたが、ブリン氏は並んでいる人だけでもということで大急ぎでサインしてくれました。感謝。
上の写真はサイン会中の一コマ。中央が銀英伝などの田中芳樹氏。左は。。誰だっけ?


ブリン氏のサイン。朝プレゼントされていた印が早速、使われています。

びっくり科学実験室

14:00〜

びっくり科学実験室「釘ベッド」 J,N 211422

化学実験を体験しながら、理科教育に親しみSFの感覚を楽しもう。巷にあふれる健康ブーム。われわれも、科学的に健康ブームに挑戦だ!その名も「釘ベッド」インド人もびっくりのこの釘ベッド。健康効果はいかに!?
マグデブルグの半球
青山智樹,住吉信夫,草柳大輔


大入り満員だったのですが、なんとか後ろの方から見ることができました。釘ベットは終わっていましたが下記の実験を見ることができました。

熱した空き缶(少量の水入り)を逆さまにして、水につける実験。
水で栓がされた状態で中の水蒸気が冷却される事になるので大気圧で空き缶が一気につぶれます。
写真はこれをもっとでかい缶で行った物。
本当はドラム缶でやるとよいのだけど、いろいろ大変なのでこのサイズでとのこと。
(昔、たき火でドラム缶を熱して、栓をして、消防ホースで冷却するものを見たことがあります。迫力です。)

あとは、ステンレスボールを2つ合わせて中の空気を抜いて(ポリ袋の逆止弁と\100ショップの空気入れを使用)マグデブルグの半球の実験。
子供がぶら下がったくらいではボールは外れず、最後に綱引きをして外れる事を確認。
これも大気圧の実験です。

ロケットガール1話&2話上映

ロケットガール1話&2話上映 J,C 415302

WOWOWで放送され、順次DVDを発売中のロケットガールの上映会。原作者の野尻抱介とロケットのことならお任せ松浦晋也が盛り上げます。今ひとたびの「女子校生、リフトオフ!」

野尻抱介,松浦晋也


ロケットガールwowowで放送した時に録画していたので、わざわざ見に行く事もないのかなと思いつつ、ロケットまつりでおなじみ松浦氏が出演者ということで覗いてみました。

1(英語字幕付き),2,6話を流しました。
合間にロシアの宇宙開発の話など
・ボストークの話
・無理やり三人宇宙服着せずに乗せた話
・怪我はするかもしれないけど、とりあえず死にはしない緊急モード
アメリカは火災、ロシアは空気漏れに注意している

急遽前日にISASの方から借りたというはやぶさを扱った「祈り」(こちらにCGの一部が確認できます)の上映になりました。
はやぶさの打ち上げからイトカワの探査、帰還までをCGで作成したものです。
一見イメージ映像の様に見えるのですが、実際ははやぶさの向きや星の位置、イトカワの様子などはすべて実際のデータから起こしたものだとか。
イオンエンジンもちゃんと3機だけ起動していました。

最後のクレジットに2chはやぶさスレッドが載っていて話題になったようですが、これは松浦さんがちょっとでもかかわった人(もの)は載せようと提案していろいろ推薦したためとか。なになにチームとクレジットされているのですが、一人が複数のチームに参加しているので同じ人の名前が何度も出てくるとか、名前の順番が大変なのでアスキーコード順位ソートしてしまった(だからプロマネなど普通なら筆頭にくるはずの人も中ほどに名前がある)とか。

最後にロケットガール養成講座の参加者が急遽ゲストに。
高校生とは思えない用語がぽんぽんでてきましたよ。
将来有望な宇宙関係者になるのかマニアになるのかわかりませんが、楽しみですよ。

最後に

ワールドコンはまだ続くのですが、私の参加はこの日までです。
来年はDAICON7、大阪岸和田です。まだ申し込んでいませんが参加を予定しています。