日食弾丸ツアー

朝4:00に起きると、一応雨はあがっています。
これは、期待できるか?と思い準備を済ませ4:30ごろホテルを出るとバケツをひっくり返したようなの土砂降り。。フェリー乗り場についても同様です。果たして。。。


フェリー乗り場の待合所。なんか粋なことをするな。と思ったら芸術作品らしいです。


高速船のトッピーに乗って種子島に上陸、風は強いものの雨は上がっています。
ツアーの観光バスで一路南進。


ツアーの見学場所は門倉岬の草地でした。
当初門倉岬は狭い場所で全員入りきれるのか?とう危惧があったのですが、各ツアーごとに決まった場所が用意されていて、それなりに広い場所が確保されていました。

食の始め 9:37  皆既の始め(第2接触) 10:57:50   皆既の終り(第3接触) 10:59:44   食の終り 12:23 

9:30ごろ現地に到着。雨が降ったり止んだりの天気で、臨時売店で売っていたラーメンなどを食べながら天気の回復を祈りつつ第2接触の時間を待ちます。
途中一瞬、雲の切れ目から部分食が顔を見せたのですが、私にはいまいち見えず。。残念。

10:57の少し前くらいから辺りが暗くなり始めて、最初、雲が出ているせいかな?と思ったのですが、あっという間に曇りではありえない、夜のような暗さになりました。
残念ながら、コロナやダイアモンドリングは見ることができなかったのですが、一気に暗くなる様子を体験できただけで、種子島まで来た甲斐がありました。
同行者一同、次はイースター島か?と。日食ハンターの気持ちがちょっと分かった気がします。

いろいろ機材を持っていったのですが、直前まで雨が降っていたので、すべてバックの中で第2接触の直前にばたばた用意して撮影したのですが、定点カメラは、プログラムオートのまま始め絞りやシャッター速度を固定にするのを忘れていたし、固定に直したあとは、ミニ三脚だったので途中で転がってしまって何も写っていなかたり、手持ちのカメラはやはりプログラムオートだったりと、かなりボロボロでした。。

それでもいくらかマシなものを。

一眼レフで空(一応太陽の辺り)を撮影。第2接触の6分前から3分前の様子。
1/200 f/4.5 ISO400に固定して撮影しているので、だんだん暗くなっている様子が分かります。


こちらは、第2接触30秒前から5秒間隔でインターバル撮影したものの、抜粋。
最後の1枚は、第3接触終了後50秒程度経過後のもの。
こちらは、1/200 f/3.6 ISO100に固定してあります。
設定が良く分からず適当にしてしまったので、ちょっと暗すぎました。

途中でカメラを倒してしまったので、後半の写真がありませんが、5秒おきの全体はこちらにアップしました。
http://f.hatena.ne.jp/JIM/t/%E6%97%A5%E8%9D%952009%E5%AE%9A%E7%82%B9
右隅に撮影時間を入れましたので、皆既の始め(第2接触) 10:57:50   皆既の終り(第3接触) 10:59:44の時間と比較していただければと。

12時ごろ会場をあとにして、またバス、高速船、飛行機を乗り継いで帰ってきました。
悔しいことに帰りのバスの頃に影が出るほどに外は晴れて来ました。

今回、「チャータートッピー利用 種子島 皆既日食観測ツアー」を利用しました。
http://www.toppy.jp/news/eclipse2009.htm
どのくらい弾丸かというと、今回の工程はこんな感じです。(時間は大体です)

21日 16:30ごろ羽田発
22日
4:30 宿発
6:00 トッピー出発(高速船90分)
7:30 種子島上陸してバスで南下(バス100分)
9:30 門倉岬(日食観測場所)到着
11:00 皆既
13:00 会場発 バスで北上(バス100分)
15:00 トッピーで種子島を後に(高速船90分)
16:30 鹿児島港着
17:30 空港バスで空港へ(バス45分)
19:00 羽田へ(飛行機120分)
21:00 羽田到着
21:30 空港バス(50分)
という感じで帰宅でした。

おまけ
帰りの飛行機からの夕日。


横浜の港の夜景を動いているバスの中からぱちり