大井川・井川線1日目

静岡の大井川鐵道 井川線(あぷとライン)に行ってきました。


千頭に途中、車とSLと並走。走る車内から撮影です。(あ。もちろん運転手では無いですよ)

長島ダム駅に車を止め、アプトいちしろ駅まで旧線後を歩く。
長島ダムができたことで、井川線の線路がダムに沈んでしまうということで、一部区間がダムを迂回する新線となり、使われなくなった線路後とトンネルの一部が遊歩道となったのです。遊歩道なのですが、トンネル内は照明などなく、真っ暗なので懐中電灯が必須です。
懐中電灯はアプトいちしろ駅長島ダムふれあい館などで貸してくれるらしい(Wikipedia)のですが、返却の手間などを考えると持参するのが良いかと思います。



1本目のトンネル入り口

トンネルの内部ですが、線路は撤去されているので歩き辛い事はないのですが、時たま天井から水が垂れてきたり、驚いたコウモリ(2〜3羽なので映画みたいな事にはならない)が飛んだりとびっくりさせられます。


トンネルの入り口付近はコンクリートですが、中の方では、手堀りのあとが、そのまま残っています。


トンネルは出入り口付近がカーブしているので、中央部に行くと外の光も入ってこず、本当に真っ暗です(なので撮影が大変)。


2本目のトンネル入り口。2本目のほうが1本目よりも長いものです。


アプトいちしろからは、井川線に乗って長島ダム方面に移動です。

アプトいちしろと長島ダム間は急な斜面を登るため、2本の線路の間に歯が付いた線路があり、歯車の様なものがついた、専用の電気機関車で後ろから押されていきます。


この区間だけ使用する、あぷと電気機関車


歯車のアップ


写真は、あぷと区間を、外から撮影したもの。乗車しているとあまり傾斜は感じませんが、外から見ると、普通の電車ではありえない角度です。


接阻峡温泉駅から奥大井湖上駅まで、連続して吊り橋を渡る遊歩道に突撃です。
中には"吊り"ではない橋もありましたが、出入り口があまりの勾配に階段になっている訳の分からん吊り橋もありました。


大きな吊り橋を渡ったところから、接阻峡温泉まで戻る選択肢もあったのですが、ここまでの行程が比較的楽(殆ど下りで吊り橋のところに一部登り階段があった)だった事に気を良くして、奥大井湖上へのルートを取ったのが大きな間違いでした。

結構急な長い上り坂(舗装されている)や、急な階段(舗装されていない山道のヤツ)があり、大変でした。


ここで体力を使い果たし、横道にそれた展望所には行かれませんでした。無念。
後から思うに、奥大井湖上駅から歩いたほうが、登りが少なかったように思えます。


奥大井湖上駅横の橋は鉄道橋の横に歩道が付いていて渡ることができます。

奥大井湖上から再び井川線に乗車。
車掌さんは同行した友人が1月にいろいろ笑わしてもらったという、おもしろ車掌さんでした。


レインボーブリッジ(どっかにある橋よりも昔から銘々されているとか)の撮影ができるように、窓を開けて、「はいここから撮影」とか、「向きが反対」(間違えてビューポイントと逆を撮影しようとした)とか突っ込みを受けました^^;


長島ダム駅で下車して、最終列車(暗くなる前に無くなってしまう)を見送り、長島ダムを眺めて、今日は終了です。